WIB工法は、物件に応じて、設置場所と形状を選択できます。
構造物の新設・既設に応じて、WIB工の設置場所を選択します。
振動対策の場合、発振源側あるいは受振側の構造物が新設の場合はその直下に、両方が既設の場合は振動伝播経路にWIB工を施工します。
液状化対策の場合、基本的には構造物の直下にWIB工を施工します。構造物が既設の場合、その周囲を取り囲む形でWIB工を施工します。
対象:道路/線路軌道/工場 等 発振源側の構造物が新設(あるいは改修)の場合、発振源直下に板状WIB工を施工します。 |
対象:住宅/事務所 等 受振側の構造物が新設(あるいは改修)の場合、受振側直下に板状WIB工を施工します。 |
対象:敷地地盤/歩道 等 発振源側・受振側の構造物がいずれも既設である場合、振動伝播経路にWIB工を施工します。 |
施工場所や施工平面の広さに応じて、WIB工の形状を選択します。
発振源直下あるいは受振側直下に施工する場合、また振動伝播経路で施工平面が広い場合は、版状WIB工を施工します。
振動伝播経路に施工する場合で、施工平面が狭隘な場合は、壁状WIB工を施工します。