振動対策業務の基本的な流れは以下の通りとなります。
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振動対策業務の流れの詳細資料はこちら。(法人様向け)(個人様向け)
現地の振動計測を行い、振動影響の程度や卓越振動数などの振動性状を把握します。これらはWIB工を設計するための情報となります。
この他に、地盤情報(地質柱状図等)が必要となります。
事前調査に基づいて当該地盤の振動性状や構造物の特性を分析・把握し、振動規制法、建築学会基準等を参照してWIB工を設計します。高い精度の振動予測と目標減振量の達成が可能な性能設計法を用い、設定した目標減振量の下で費用対効果の観点から最も適切なWIB工の諸元(形状,部材性能,品質等)の検討を行います。
事前調査データを使用した有限要素法によるシミュレーション解析に基づく設計法です。無対策地盤とWIB工対策地盤での振動予測結果を比較して、WIB工の諸元を決定します。
性能設計により作成した設計図に基づき、WIB工を地盤改良工法で施工します。改良体の出来形や強度の調査、また六価クロム溶出試験等、環境への配慮も併せた品質管理を行います。
柱状地盤改良工事は専門施工会社と特許の通常実施権許諾の下で契約しております。
契約会社には、伊田テクノス(株),(株)テノックス,(株)三友土質エンジニアリング,三井ホームテクノス(株)があります。
WIB工の施工後に振動計測を行い、振動対策効果を確認します。WIB工による減振効果が要求性能を満たしていることを保証します。