
振動対策
住宅への振動対策
住宅への振動対策実績例についてご紹介します。
(1) 道路沿線住宅の道路交通振動対策(東京都)
(2) 住宅造成地の鉄道振動対策(神奈川県)
(3) 鉄道沿線住宅の鉄道振動対策(東京都)
(4) 鉄道沿線住宅の鉄道振動対策(埼玉県)
(5) 住宅造成地の鉄道振動対策(千葉県)
(6) 4階建モデルハウスの道路交通振動対策(東京都)
(1) 道路沿線住宅の道路交通振動対策
- 施工場所
- 東京都
- 施工時期
- 平成27年1月
- 発注者
- 東京セキスイハイム㈱
- 施工者
- ㈱三友土質エンジニアリング
- 施工期間
- 7日間


- 振動源
- 道路交通振動
大型車による道路交通振動が、道路沿線の戸建て住宅に伝播。鉛直振動が住環境に影響を与えていた。
- 保全対象
- 道路沿いの住宅
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 受振側直下
住宅の建て替えに際し、住宅の直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に建物内の振動計測を実施。
1階で3~6dB、2階で4~5dBの減振量を確認。居住性が改善された。
(2) 住宅造成地の鉄道振動対策
- 施工場所
- 神奈川県
- 施工時期
- 平成26年7月
- 発注者
- ㈱安藤・間
- 施工者
- 伊田テクノス㈱
- 施工期間
- 27日間


- 振動源
- 鉄道振動
住宅造成地の近傍を通過する列車による振動が、住宅建設後の住環境へ影響することが懸念された。
- 保全対象
- 鉄道沿いの住宅(計11棟)
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 受信側直下
それぞれの住宅の直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に地盤上の振動計測を実施。列車種毎の振動レベルを評価した。
水平方向で平均6dB、鉛直方向で平均5dBの減振量を確認した。
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(3) 鉄道沿線住宅の鉄道振動対策
- 施工場所
- 東京都
- 施工時期
- 平成26年7月
- 発注者
- 三井ホーム㈱
- 施工者
- ㈱三友土質エンジニアリング
- 施工期間
- 8日間


- 振動源
- 鉄道振動
住宅の近傍を通過する列車による鉛直振動が、住環境に影響を与えていた。
- 保全対象
- 鉄道沿いの住宅
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 受振側直下
住宅の建て替えに際し、住宅の直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に地盤上の振動計測を実施。
4~5dBの減振量を確認した。
(4) 鉄道沿線住宅の鉄道振動対策
- 施工場所
- 埼玉県
- 施工時期
- 平成26年1月
- 発注者
- ㈱三友土質エンジニアリング
- 施工者
- ㈱三友土質エンジニアリング
- 施工期間
- 6日間


- 振動源
- 鉄道振動
戸建て住宅(軽量鉄骨2階建て)の建築予定地の近傍を、列車が頻繁に通過しており、鉄道振動による住環境への影響が懸念された。
- 保全対象
- 鉄道沿いの住宅
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 受振側直下
住宅の直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- WIB工の施工前後における振動計測では、水平方向で約4dB、鉛直方向で約6dBの減振効果を確認。鉄道振動が半減した。
(5) 住宅造成地の鉄道振動対策
- 施工場所
- 千葉県
- 施工時期
- 平成25年6月
- 発注者
- 伊田テクノス㈱
- 施工者
- 伊田テクノス㈱
- 施工期間
- 7日間


- 振動源
- 鉄道振動
住宅造成地の近傍を通過する列車による振動が、住宅建設後の住環境へ影響することが懸念された。
- 保全対象
- 鉄道沿いの住宅(計2棟)
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 受振側直下
住宅の直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に地盤上の振動計測を実施。
3~6dBの減振量を確認した。
(6) 4階建モデルハウスの道路交通振動対策
- 施工場所
- 東京都
- 施工時期
- 平成22年6月
- 発注者
- 三井ホーム㈱
- 施工者
- 三井ホームテクノス㈱
- 施工期間
- 4日間



- 振動源
- 道路交通振動
幹線道路沿いにモデルハウスのを建築するに際し、道路交通振動が建設後の住環境へ影響することが懸念された。
- 保全対象
- 道路沿いのモデルハウス(4階建て)
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 受振側直下
住宅の直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後で振動計測調査を実施。
建物区画内において約5dBの減振量を確認。居住性が改善された。
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道路の振動対策
道路の振動対策実績例についてご紹介します。
(1) 既設道路の交通振動対策(神奈川県)
(2) 新設高速道路の建設工事振動対策(三重県)
(3) 新設道路の交通振動対策(山梨県)
(4) 国道沿線住宅への道路交通振動対策(埼玉県)
(5) 新設高速道路の建設工事振動対策(三重県)
(6) 既設道路の交通振動対策(静岡県)
(1) 既設道路の交通振動対策
- 施工場所
- 神奈川県
- 施工時期
- 平成27年9月
- 発注者
- 神奈川県
- 施工者
- 伊田テクノス㈱
- 施工期間
- 31日間



- 振動源
- 道路交通振動
道路を通過する大型車による交通振動が、沿線の住環境に影響を与えており、住民から苦情が出ていた。
- 保全対象
- 道路沿いの住宅数棟
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 発振源直下
道路の改修工事を行い、直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に振動計測を実施。道路沿いの住宅4棟の官民境界における振動を対策前後で比較した。
鉛直方向の振動レベルLmaxで平均7dB、最大13dBの減振量を確認。居住性が改善された。
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(2) 新設高速道路の建設工事振動対策
- 施工場所
- 三重県
- 施工時期
- 平成26年11月
- 発注者
- ㈱テノックス
- 施工者
- ㈱テノックス
- 施工期間
- 6日間


- 振動源
- 建設作業振動
高速道路の新設に際し、建設工事の作業振動が近隣住宅に伝播することが懸念された。
- 保全対象
- 近隣の住宅1棟
- 対策工
- 壁状WIB工(屏風型)
- 施工位置
- 振動伝播経路
工事区域と住宅の間に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策後にバックホーによる走行試験を実施。無対策箇所と対策箇所の振動を比較した。
無対策箇所に比べて、対策箇所の地盤振動が約6dB低いことを確認。振動が半減された。
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(3) 新設道路の交通振動対策
- 施工場所
- 山梨県
- 施工時期
- 平成26年8月
- 発注者
- 山梨県
- 施工者
- 伊田テクノス㈱
- 施工期間
- 19日間



- 振動源
- 道路交通振動
盛土形式道路の新設に伴い、開通後の沿線住宅の環境保全が必要となった。
- 保全対象
- 道路沿いの住宅数棟
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 発振源直下
道路直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後(道路建設前)にバックホーによる走行試験を実施。
官民境界付近において、水平・鉛直方向ともに10dB以上の減振量を確認。振動が1/3以下に低減した。
(4) 国道沿線住宅への道路交通振動対策
- 施工場所
- 埼玉県
- 施工時期
- 平成26年2月
- 発注者
- さいたま市
- 施工者
- ㈱テノックス
- 施工期間
- 18日間


- 振動源
- 道路交通振動
国道からの交通振動が、沿線の住環境に影響を与えており、住民から苦情が出ていた。
- 保全対象
- 国道沿いの住宅数棟
- 対策工
- 壁状WIB工(格子型)
格子内に高減衰材のタイヤシュレッドを充填
- 施工位置
- 振動伝播経路
国道と住宅の間を通る側道の改修工事を行い、道路直下にWIB工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に振動計測を実施。
官民境界付近において、鉛直方向で4~5dBの減振量を確認した。
(5) 新設高速道路の建設工事振動対策
- 施工場所
- 三重県
- 施工時期
- 平成25年8月
- 発注者
- ㈱テノックス
- 施工者
- ㈱テノックス
- 施工期間
- 4日間


- 振動源
- 建設作業振動
高速道路の新設に際し、建設工事の作業振動が近隣の公共施設に伝播することが懸念された。
- 保全対象
- 近隣の公共施設
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 発振源直下
工事車道路の直下にWIB工を施工した。
- 対策効果
- 対策後にバックホーによる走行試験および打撃試験を実施。無対策箇所と対策箇所の振動を比較した。
無対策箇所に比べて、対策箇所の地盤振動が約6dB~7dB低いことを確認。振動が1/2以下に低減された。
(6) 既設道路の交通振動対策
- 施工場所
- 静岡県
- 施工時期
- 平成22年12月
- 発注者
- ㈲今村組
- 施工者
- 伊田テクノス㈱
- 施工期間
- 20日間


- 振動源
- 道路交通振動
道路の改修工事に際して、以前から振動苦情の発生していた区画に振動対策が求められた。
- 保全対象
- 道路沿いの住宅数棟
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 発振源直下
道路直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に、10tトラックによる走行試験を実施。沿線住宅の官民境界、敷地内地盤、建物2階における振動応答を計測、比較した。
支配的な6Hz付近の振動を減振し、水平方向で平均10dB、鉛直方向で平均20dBの減振効果を得た。
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事業所・施設への振動対策
事業所・施設への振動対策実績例についてご紹介します。
(1) 製造工場の機械振動対策(愛媛県)
(2) 医療施設の微振動対策(千葉県)
(3) 建設工事現場の振動対策(福島県)
(4) 製鉄事業所内の振動対策(富山県)
(1) 製造工場の機械振動対策
- 施工場所
- 愛媛県
- 施工時期
- 平成26年10月
- 発注者
- 三井住友建設㈱
- 施工者
- ㈱三友土質エンジニアリング
- 施工期間
- 30日間




- 振動源
- 工場振動
製造工場内の機械稼働に伴う振動が、隣接する事務所棟(S造4階建て)に伝播。3階、4階でうなり現象を伴う大きな鉛直振動が発生しており、環境改善が求められていた。
- 保全対象
- 隣接する事務所棟
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
セル内に高減衰材のタイヤシュレッドを充填
- 施工位置
- 振動伝播経路
製造工場と事務所棟の間に運搬車用の通路があり、その直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に振動計測を実施。
1階では10dBの減振量、3階、4階ではうなり現象が解消され15~17dBの減振量となった。対策前に70dBを超えていた振動レベルが対策後は60dB未満となり、作業環境が改善された。
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(2) 医療施設の微振動対策
- 施工場所
- 千葉県
- 施工時期
- 平成24年10月
- 発注者
- ㈱SEIHA
- 施工者
- 伊田テクノス㈱
- 施工期間
- 8日間


- 振動源
- 鉄道振動
医療施設の近傍を通過する列車による振動により、医療室内での精密機器を使用した業務に支障をきたしていた。
- 保全対象
- 医療施設の精密機器
- 対策工
- 壁状WIB工 + 版状WIB工
地中防振壁と改良柱列の間に高減衰材のタイヤシュレッドを充填
- 施工位置
- 振動伝播経路
鉄道と医療施設の間にWIB工を施工。既存の地中防振壁を利用し、壁状と版状を組み合わせた複合WIB工を設計した.
- 対策効果
- 精密機器の微振動許容値曲線に照らし、目標減振量と目標減振帯域を設定した。
対策後は目標減振帯域における振動が1/2以下に減振され、業務環境が改善された。
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(3) 建設工事現場の振動対策
- 施工場所
- 福島県
- 施工時期
- 平成23年1月
- 発注者
- 大豊建設㈱
- 施工者
- 伊田テクノス㈱
- 施工期間
- 5日間

- 振動源
- 建設作業振動
省庁舎の建設に伴う工事振動による周囲の住宅への影響が懸念された。
- 保全対象
- 省庁舎周辺の住宅
- 対策工
- 壁状WIB工(屏風型)
- 施工位置
- 振動伝播経路
省庁舎の周辺に対策工を施工した.
- 対策効果
- 対策後に振動計測を実施し、建設作業による周囲への振動影響を調査した。
無対策箇所とWIB工対策箇所の振動レベルを比較し、水平・鉛直ともに6dB以上の減振量を確認。振動が半減した。
(4) 製鉄事業所内の振動対策
- 施工場所
- 富山県
- 施工時期
- 平成21年9月
- 発注者
- 石黒建設㈱
- 施工者
- ㈱三友土質エンジニアリング
- 施工期間
- 5日間


- 振動源
- 道路交通振動,事業所内の作業振動
製鉄事業所の周辺道路からの道路交通振動と、事業所内のトラックスケールからの作業振動が、同敷地内の食堂棟に伝播し、振動問題となっていた。
- 保全対象
- 製鉄事業所内の食堂棟
- 対策工
- 版状WIB工(ハニカムセル型)
- 施工位置
- 受振側直下
食堂棟の建て替えに際して、建物直下に対策工を施工した。
- 対策効果
- 対策前と対策後に振動計測を実施。
食堂棟内における鉛直振動が8~11dB減振したことを確認した。
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