2010.11.22
「WIB工法」欄に「他工法との比較」の項目を設けました.減振効果、経済性、施工性などの観点から、WIB工法の優れた特徴をご理解いただけます.
2010.10.15
商業ビル階下で行われるエアロビックス運動に起因する同4階の歯科クリニックの医療機器(治療台、X線装置)の振動計測を実施しました.ビルには,制振装置(AMD)が導入されているので3Hzの周波数は抑制されていますが,診療室内の床面は3Hzを超えた帯域で増幅現象を起こすので,床に設置した医療機器に共振現象が見られ,応答が90dBにもなります.以上の結果に基づく対策の提案をしました.
2010.09.10
振動対策「WIB工法」が,平成22年9月10日に,岡山県の「新商品による新事業分野開拓事業者」に認定されました.同認定は,工法や物品を随意契約の方法で岡山県と契約を締結して,県産業の活性化と新産業の創出を図るものです.
2010.08.27
平成22年8月27日の建築学会ワーキンググループの会合において,「WIB工法」の低減効果を弊社代表取締役竹宮宏和は,昨年施工した富山県の工事の成果を例に発表しました.WIB工施工後に竣工したOSK食堂棟内で10dBの減振が計測され,食堂使用者に「振動を殆ど感じない」と感想を戴きました.詳細は,後日報告いたします.
2010.06.04
道路交通が頻繁な都内高速道路IC付近モデルハウスの敷地内の振動計測をしました.鉛直振動(振動加速度レベル)は道路際で70~75dB,水平2成分は道路直角方向では60~65dB,道路軸方向では55~60dBでした.当該敷地では,建物の固有振動数が標準的に3.5~4~5Hzですので共振現象はありませんが,建物増幅を5dBとみて、その程度の低減を地盤において図る必要があると結論しました.
2010.02.12
1月27日に東京「學士会館」で開催された「WIB工法セミナー」は,建設コンサルタント,住宅メーカー,地盤改良業者,ゼネコン等から46名の参加者を得て,有意義な技術フォーラムになりました.
弊社代表取締役の竹宮宏和は,道路交通振動に富山県の事例,列車振動にスウェーデン国鉄の事例,事業所振動に電力会社事業所や静岡県の織機工場の事例,建設現場振動に鳥取県国道の事例等を挙げ,それぞれの現場に相応しいWIB工法工事を紹介しながら講演をしました.続いて,㈱三友土質エンジニアリングの橋本常務が,振動問題の基礎的知識とWIB工法の普及について講演しました.事例については,配布した資料と同様のものを掲載しました.
質疑応答の時間に移って,参加者から熱心な質問と意見が出されました.潜在している振動問題が,全国のあちこちで快適な生活の支障となっており,その対策に苦慮されている状況が明らかになりました.質疑応答についてはここをクリックしてください.
2010.01.25
製鉄事業所内とその周辺を走行する超大型重量トラックからの振動対策として,セル型WIB工を施工した結果,施工前65dB程度まであった振動を55dB程度までに低減することができました.
事業所は,昔の潟の埋立地にあり,軟弱地盤が20mの深さに堆積している低周波振動が誘発され易い地盤です.2階建て鉄骨構造の食堂棟を新築するに際して,既存建物の振動性状から判断して,前もって振動対策を施した事例です.詳しくは富山振動対策事例をご覧ください.
2010.01.18
※下記セミナーは終了いたしました。
締切日が近づきました.進化したWIB工法をご紹介いたします.ふるってご参加ください.詳細は案内状をクリックしてください.