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E&Dテクノデザイン株式会社
WIB工法(振動対策工法)
表1 開発の目標
開発目標 | 確認事項 | 評価項目 | 確認方法 |
---|---|---|---|
振動発生源または受振構造物の直下または周辺地盤に構築されたWIB工法により設計・施工された構造体(WIB工)は、伝播振動を版状WIB工で10dB程度までの範囲、壁状WIB工で6dB程度までの範囲において、減振目標量を達成できること。 | 環境性 | 減振目標量 | 減振目標量を基に設定した減振予測量とWIB工施工後の減振実現量の比較で減振性能の確認を行う。 |
表2 WIB工法の適用範囲
項目 | 内容 |
---|---|
発振側設置対象構造物 | 道路および道路構造物(新設、既設)。 |
受振側設置対象構造物 | 小規模建築物(新設、既設)。 ただし、地下室、埋設構造物の存在で不可となる場合もある。 |
振動源と卓越振動数 | 道路交通振動、鉄道振動、工場振動、建設振動などの環境振動で地盤を伝播する振動の卓越振動数が80Hz以下の帯域、特に20Hz以下の帯域。 |
適用地盤 | 粘性土、砂質土、ローム、シルト等の軟弱地盤、N値が30以下の地盤。特にN値が4以下の軟弱地盤で減振効果が高い。 |
WIB工設置場所 (地盤内) |
・振動発生源直下 ・振動伝播経路上 ・受振側構造物の直下 施工範囲は、平面では制限はない。深さ方向は通常10m程度以内とする。 |
図2 版状WIB工の構造形式
図3 壁状WIB工の構造形式