2011.10.20
「基礎工」2011年10月号 Vol.39 「特集 小規模建築物の安全・安心」に、弊社代表取締役 竹宮宏和の論文「交通振動による小規模建築物の影響予測と対策技術」が掲載されました。筆者は、WIB工法の理論を述べ、施工事例をあげて交通振動対策としての特長を述べています。事例となった富山県の製鉄所では、軟弱地盤上に新築される食堂棟の地盤直下にWIB工を構築して、目標減振量9dBを上回る10dBの減振を達成しました。
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なお同誌には、WIB工法の優位性を述べたもう一つの論文「交通振動対策を加味した小規模建築物の地盤補強事例(橋本光則氏著)」も掲載されています。
2011.09.14
「WIB 工法」が「新興・中小企業」面内の「列島ダイジェスト」欄にて紹介されました.
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2011.09.10
2011.07.14
7月14日 「WIB 工法」が地震の揺れ低減工法、液状化対策工法として紹介されました.
9月10日 「WIB 工法」が「岡山発製品 防災貢献へ」欄で、有効な地震対策工法として紹介されました.
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2011.05.20
2011年5月20日午後6時30分開始のNHKニュース岡山版、
6月14日午前7時45分開始のNHKニュース中国地方版、
6月27日午前7時45分開始のNHK四国地方版 に、「WIB工法」が有効な液状化対策として紹介されました.
弊社取締役社長の竹宮宏和(岡山大学名誉教授)が、模型を使ってWIB工法のメカニズムを説明しました.セル構造のWIB工は、地盤の動きを拘束することによって地震動を低減し間隙水の上昇を抑制します.国の機関が出した解析ソフトによるシミュレーション結果も公開されました.これらの解説やデータは好評を戴き、一般視聴者だけでなく専門家からも反響がありました.
取材されたNHK記者は、WIB工法が
①液状化対策として効果的である
②一般家庭で支出可能な施工金額である
③新設・既設いずれの住宅にも施工可能である
という条件を満たすことで、社会的ニーズに応えると判断されたようです.
2011.04.11
E&Dテクノデザイン㈱代表取締役は,「平成23年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)」(注)を受賞しました.受賞内容は以下の通りです.
1.業績名: 振動対策のための複合WIB工法の開発
2.受賞者: E&Dテクノデザイン㈱代表取締役(岡山大学名誉教授) 竹宮 宏和
3.技術概要: 我が国には軟弱地盤が広く分布しており、交通・工場・建設工事振動などの環境振動対策,また地震時の構造物の揺れや液状化対策を必要とする.開発したWIB工法は,これら都市社会の負荷を軽減する画期的な振動遮断工法である. 本開発は、対象構造物の直下または周辺地盤内に,セル構造からなる版状構築物(WIB工)を構築する.周辺地盤とWIB工のインピーダンス比が波動の散乱減衰を起こし(制振機構),WIB工の埋設深さ指定に基づいて波動が非伝播現象を起こす(免振機構).この二つの相乗減振効果に加えて、セル内にタイヤシュレッド等の高減衰材を中詰めして内部エネルギーを吸収させ,減衰率を格段に上げる複合構造となる. 本開発により、実績において数dB ~10dBを減振して障害振動を低減する.波動伝播理論に立脚したWIB工法は性能設計が可能で、予測精度は高い.セル構成のWIB工法は,軟弱地盤に安定構築ができて,発生する低周波振動を防ぐと共に,液状化対策としても有効である. 本成果は、安全で快適な住環境の創出、ハイテク産業の安全稼働に貢献するばかりでなく、他産業使用済みの資源を再利用して、循環資源社会へ寄与している.
(注)文部科学大臣表彰 科学技術賞
この賞は,わが国の国民生活の発展向上に寄与する実際に利活用されている画期的な研究開発もしくは発明を行った者を対象に授与されます.
2011.02.22
WIB工を施工し,振動計測によりWIB工の性能確認検査をしました.対策減振効果は鉛直振動では平均して2dB程度,水平振動では5dBが得られました.
2011.02.09
静岡県国道改修工事に伴い,沿道の振動問題を解決する工事を担当しました.結果は,鉛直方向の振動が,官民境界線で20dB,民家2階で15dB,水平方向が15~6dB減振して,全体として振動が1/5まで減りました . 詳細はここをクリック.
2011.02.04
隣地の織機工場から宅地へ伝播する振動を,PC版とタイヤ・シュレッドを使用する側壁型WIB工法で減振しました.狭隘な場所での対策工でしたが,宅地内で最高10dB の減振効果を得ました.